ニキビ

  1. はじめに
  2. 当院のニキビ治療の特徴
  3. 当院が選ばれる10の理由
  4. ニキビの成り立ち
  5. ニキビの原因
  6. ニキビの種類
  7. ニキビの治療
  8. 治療を受ける際に注意すること
  9. ニキビの予防法
  10. ニキビのスキンケア
  11. ニキビ跡の種類
  12. ニキビ跡の治療(自由診療)

1.はじめに

ニキビは、90%以上の人が経験するくらい、とてもありふれており、自分でも他人からも症状が見えてしまう代表的な疾患です。そのため、非常に悩まれておられる方が多く、私たちは「1日でも早くきれいに治したい」という気持ちで患者様に寄り添った診療を行っています。

当院では、ニキビ・ニキビ跡の治療実績が10年以上あり、お悩みから解放されて笑顔を取り戻される方を多く拝見してきました。そして、ご自身の経験から、ご家族やご友人をご紹介いただけるようになっています。
このことは、「ニキビは病院で正しい治療を受ければ治る疾患だ」ということを広めたい私たちにとっては大変嬉しいことです。

早期の正しい治療により、将来のニキビ跡を防ぐことができ、適切なスキンケアを身に付けることで、生涯健康な皮膚で過ごせることにつながります。
思春期ニキビも大人ニキビも、お任せください。

2.当院のニキビ治療の特徴

診察風景
  • 日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡ガイドラインに基づいた治療を基本としています。
  • すべての患者様に、保険診療内で可能な治療を第一選択としてご提案します。
  • 漢方治療にも対応しており、治療の選択肢を広く持つことで、患者様の症状に最適な治療を行います。
  • ニキビ治療には時間がかかるのが通常ですが、最短で効率よく治すために必要なアドバイスをさせていただきます。
  • 一旦良くなったニキビ症状を再発させないために必要なことをお伝えします。

3.当院が選ばれる10の理由

  • 10年以上のニキビ・ニキビ跡治療実績があります。
  • 男女問わず、幅広い年齢層の患者様の診療を行っています。
  • ニキビ・ニキビ跡のどんなお悩みにも対応します。
  • “何年も繰り返すニキビ”や“複数の医療機関で治療を受けても治らないケース”等、「難治性ニキビ」の治療も行っております。
  • 患者様のライフスタイルや思い描いている治療を尊重し、無理なく続けられる治療やスキンケアを一緒に考えます。
  • ニキビ1個から、一部分のニキビ跡から、ご相談いただけます。
  • 「徹底的にニキビを治してきれいな肌になりたい」といったご要望にも対応します。
  • 自由診療の治療は希望された場合のみご案内します。
  • 自由診療については、治療内容だけではなく治療回数や治療費についてもわかりやすく説明を行い、ご納得いただいてから受けていただきます。
  • スタッフ全員があなたの笑顔のために最善を尽くします。

4.ニキビの成り立ち

  • 毛穴のつまり、ザラつき、白ニキビ
    毛穴のつまり、ザラつき、白ニキビ毛穴の皮脂腺が活発にはたらき、皮脂の分泌が増える。
  • 黒ニキビ
    黒ニキビ毛穴開口部の角質が厚くなるため、毛穴が詰まり、皮脂が貯留する。
  • 赤ニキビ
    赤ニキビ毛穴の中のアクネ桿菌が炎症を引き起こす。
  • 黄色ニキビ、化膿ニキビ
    黄色ニキビ、化膿ニキビ毛穴の中のアクネ桿菌が炎症を引き起こす。
  • ニキビ跡、クレーター
    ニキビ跡、クレーター強い炎症が生じた場合は、ニキビ跡(瘢痕)となることがある。

5.ニキビの原因

ニキビの原因は、年齢や肌質、生活環境などによってさまざまですが、主に3つ挙げられます。

  • 男性ホルモンなどの影響により皮脂分泌が活発になること
  • 皮膚のターンオーバーの異常で毛穴がふさがること
  • 毛穴の中でにきびの原因菌(アクネ菌など)が増殖すること

原因菌であるアクネ菌は毛穴にたまった皮脂を栄養にして増えていき、炎症を起こしてしまいます。この菌は常在菌として私たちの皮膚の毛穴に住んでいますので、ホルモンのアンバランスやストレスなどのちょっとしたきっかけで、ニキビができる可能性が誰にでもあるのです。
10代のニキビは、成長ホルモンの影響により皮脂分泌が活発になることでできやすくなります。
一方、20代以降の大人のニキビについては、不規則な食生活、ストレスや睡眠不足などが原因となり、ホルモンバランスや皮膚のターンオーバーが乱れることにより、ニキビができやすくなってしまいます。また、女性の場合は、月経周期と関連することも多くあります。

ニキビの原因を引き起こすモトは…

  • 睡眠不足
  • 偏った食事
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 加齢
  • 胃腸の不調
  • 過剰メイク
  • メイクを落とさず寝てしまう
  • 化粧品が合わない
  • 日焼けやドライスキン

ご自身の生活習慣を見直して改善できることもあるので、それらを確認することも大切です。また、ストレス,月経周期に関連するニキビや、胃腸障害の関連が疑われる場合等は、漢方薬が役立ちます。

6.ニキビの種類

  • ザラつき、コメド(微小面皰、面皰)
    ザラつき、コメド(微小面皰、面皰)
  • 白ニキビ(閉鎖面皰)
    白ニキビ(閉鎖面皰)
  • 黒ニキビ(開放面皰)
    黒ニキビ(開放面皰)
  • 赤ニキビ(紅色丘疹、炎症性皮疹)
    赤ニキビ(紅色丘疹、炎症性皮疹)
  • 黄色ニキビ、化膿ニキビ(膿疱、結節)
    黄色ニキビ、化膿ニキビ(膿疱、結節)
  • しこりニキビ(嚢腫、硬結、強い炎症性皮疹)
    しこりニキビ(嚢腫、硬結、強い炎症性皮疹)

7.ニキビの治療

外用薬
  • ニキビの治療Ⅰ-1(保険診療):外用薬
  • ニキビの治療Ⅰ-2(保険診療):内服薬
  • ニキビの治療Ⅰ-3(保険診療):漢方薬
  • ニキビの治療Ⅱ(自由診療)

一般的には、図のように、急性期【はじめの3か月程度】と維持期【炎症がなくなってから再発しないように治療する期間】に分けて治療を進めていきます。

図

  • はじめ

    治療開始後2週間程度は、治療やスキンケアに慣れるための大切な時期です。この時期に期待していた結果が得られなくても、まずはしっかりと治療に取り組みましょう。

  • 中間

    治療やスキンケアに慣れてくる時期です。症状により処方薬の変更を行うこともあるので、定期的な診察はまだ必要です。

  • 3-6か月以降

    時期には個人差がありますが、行ってきた治療効果がしっかりと出て、維持できるようになってきます。薬の減量をしたり、スキンケアのステップアップが可能になってきます。
    ニキビが出たとしても、治療前と比較すれば数の減少、治りやすさが目に見えてはっきりします。症状に対する対処法も身についてきているので、必ずしも受診する必要はありません。

しこりニキビ(嚢腫、硬結、強い炎症性皮疹)

図に示すような、強い炎症を伴ったニキビは赤く腫れ、治癒後に『瘢痕(ニキビ跡)』となってしまいます。瘢痕形成には、炎症による真皮結合組織の破壊とそれに伴う創傷治癒過程が大きくかかわるので、ニキビ跡を生じさせないためには、適切な治療を早めに始めることが重要なポイントです。
とはいえ、これまで納得のいく治療を受けられなかったり、治療中断などの理由でニキビが進行してしまった方が多いのが現状です。当院では様々な治療法を行っているので、いつの時点で治療をスタートされても対応可能です。

ニキビの治療方法(保険適応)

外用薬

  • 外用抗菌薬

    外用抗菌薬

    ニキビの原因菌を減少させ、炎症を鎮める作用があります。外用抗菌薬は複数あり、症状に応じて選択します。

    使用方法

    ダラシンT®ゲル:1日2回洗顔後に塗布します
    アクアチム®クリーム:1日2回洗顔後に塗布します
    ゼビアックス®ローション:1日1回赤ニキビに塗布します

  • アダパレン

    アダパレン

    ディフェリン®ゲルの作用は毛穴のつまりを取り除くことです。炎症のない初期のニキビに作用して進行を防いだり、炎症を起こしたニキビに作用して赤いニキビを減らします。早期の治療開始により、ニキビ跡が残ることを予防できます。

    使用方法
    1日1回洗顔後、就寝前に、ニキビとその周囲に適量を塗布します。

    • 眼周囲、口唇、その他粘膜や傷口には使用しないでください。
    • 妊娠中、授乳中の方は使用を控えてください。
  • 過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide;BPO)

    過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide;BPO)

    ベピオ®ゲルには毛穴のつまりを改善する【角質剥離作用】と、ニキビの原因菌が増えるのを抑える【抗菌作用】があります。

    使用方法
    1日1回洗顔後にニキビとその周辺に広げるように塗布します。

    • 眼周囲、口唇、その他粘膜や傷口には使用しないでください。
    • 塗ったところが真っ赤になる、腫れるなどの副作用の症状が強くみられる場合は接触皮膚炎の可能性があるため、使用をやめてすみやかに受診してください。
    • 漂白作用があるため、髪の毛や衣服に付かないようにしてください。
    • 涼しいところ(25℃以下)で保管してください。
  • 抗菌薬とBPOの合剤

    抗菌薬とBPOの合剤

    デュアック配合ゲルはクリンダマイシン(抗菌薬)とBPOの合剤です。毛穴のつまりを取り、にきびの原因菌を減らし、炎症が進むのを抑える作用があります。保湿成分も配合されています。

    使用方法
    1日1回適量をニキビとその周辺に広げるように塗布します。

    • 眼周囲、口唇、その他粘膜や傷口には使用しないでください。
    • 塗ったところが真っ赤になる、腫れるなどの副作用の症状が強くみられる場合は接触皮膚炎の可能性があるため、使用をやめてすみやかに受診してください。
    • 漂白作用があるため、髪の毛や衣服に付かないようにしてください。
    • 冷蔵庫(2〜8℃)で保管してください。
  • アダパレンとBPOの合剤

    抗菌薬とBPOの合剤

    エピデュオゲルはアダパレンと過酸化ベンゾイルの両方の薬理作用を有する配合剤です。

    使用方法
    1日1回適量をニキビとその周辺に広げるように塗布します。

    • 眼周囲、口唇、その他粘膜や傷口には使用しないでください。
    • 妊娠中、授乳中の方は使用を控えてください。
    • 塗ったところが真っ赤になる、腫れるなどの副作用の症状が強くみられる場合は接触皮膚炎の可能性があるため、使用をやめてすみやかに受診してください。
    • 漂白作用があるため、髪の毛や衣服に付かないようにしてください。
    • 冷蔵庫(2〜8℃)で保管してください。
にきび外用薬使用についての注意事項

  • 2〜5のお薬は、使用から1,2週間程度、乾燥・かゆみ・ヒリヒリ感・赤くなる・粉がふく・皮がうすくむける等の副作用が生じることがあります。皮膚刺激症状を少なくするために保湿剤の使用をおすすめします。
  • 塗ったところが真っ赤になる、腫れるなどの副作用の症状が強くみられる場合は接触皮膚炎の可能性があるため、使用をやめてすみやかに受診してください。
  • 効果がではじめる時期は個人差がありますが、通常使用開始から2週間〜3か月です。すぐに効果が出なくても、自己判断で使用を中止しないようにしましょう。
  • 外出時には帽子や日焼け止めを使用しましょう。
  • お薬の使い方について、医師・薬剤師から良く説明を受けるようにしましょう。
  • ニキビは繰り返しできることがあるため、『よくなっている状態を維持する期間(3か月〜1年)』の治療も大切です。医師の指示に従って治療を継続しましょう。

抗生剤内服薬

ニキビの炎症が強い場合は、抗生剤を内服することがあります。一般的な目安としては2週間から最大3か月服用しますが、3カ月服用が必要になるケースはほとんどありません。スキンケアの見直しや外用の効果が出てきて抗生剤内服が不要になる方が多いです。

漢方薬

漢方薬

ニキビに適応がある漢方薬も多種類ございます。「漢方薬は長く飲まないと効かないのでは」という質問をよく受けますが、処方して2週間後に患者様にお会いした時には「調子が良い」と笑顔になられていることをよく経験します。ニキビの性状や経過により処方変更をすることもありますし、必ずしも長く飲まなければならない薬ではありません。
漢方薬(東洋医学)は、皮膚の症状(ニキビ)に直接アプローチする『標治』の考えと、体質(証)を診たり体調を整える『根治』の考えを合わせもって治療をすすめます。前述の西洋医学とは異なる診断学ですが、“ニキビを治す”というゴールは同じですので、ご興味のある方はぜひご相談いただきたいと思います。

ニキビの治療方法(自由診療)

8.治療を受ける際に注意すること

「最新の治療法」、「○○オリジナル療法」、「流行している施術」、「有名人が使っている化粧品」等、様々な情報が簡単に手に入りますが、果たしてそれが自分にとって本当に必要なのか、よく考える必要があると思います。
日々の診療で、意外と多いのがスキンケアについての誤解です。間違っていた習慣をやめるだけで皮膚が健康的になる例がとても多いのです。
医師の診察を受けた上で、皮膚科学的に基本に忠実な治療、医学的根拠に基づいた治療を受けられることが、ニキビ治癒への一番の近道です。

9.ニキビの予防法

規則正しい生活バランスのとれた食事が大切です。
正しいスキンケアを毎日コツコツと続けてください。面倒と感じたことも、シンプルにして習慣化すれば生活の一部になります。

10.ニキビのスキンケア

ニキビ治療では前述のように、症状に応じた処方をしますが、ご自宅でのスキンケア方法やスキンケア製品についてのアドバイスもいたします。ニキビを治すだけでなく、再発予防や、より健やかな皮膚で過ごせるようになるためには必要です。
ご案内するのは下記のような医療用基礎化粧品やそれらの使用方法ですが、必要に応じて1種類からご提案いたします。メディカルスキンケア専任スタッフが丁寧にご案内しますので、お気軽にご相談ください。

スキンケア
  • 洗顔・メイク落とし
  • プレ化粧水
  • 化粧水
  • 美容液
  • 乳液・クリーム
  • 日焼け止め(朝のみ)

11.ニキビ跡の種類

  • 赤み(炎症後紅斑)
    赤み(炎症後紅斑)
  • 茶色、黒っぽい(炎症後色素沈着)
    茶色、黒っぽい(炎症後色素沈着)
  • 凹み、クレーター(陥凹瘢痕、ローリング型、ボックスカー型、アイスピック型、斑状皮膚委縮)
    凹み、クレーター(陥凹瘢痕、ローリング型、ボックスカー型、アイスピック型、斑状皮膚委縮)
  • 盛り上がり(硬結を伴う瘢痕、肥厚性瘢痕、ケロイド)
    盛り上がり(硬結を伴う瘢痕、肥厚性瘢痕、ケロイド)

12.ニキビ跡の治療(自由診療)

ニキビ跡には前述のように様々な症状があります。症状別に見た場合でも、例えばニキビが治った後の赤みの色調では、真っ赤なタイプや暗赤色のタイプ等、個人差が見られます。症状や体質(皮膚の特徴)をしっかりと見極めることが大切です。
当院院長は、フラクショナルレーザー等によるニキビ跡治療の実績が多数あり、瘢痕治療に長年携わってきた形成外科専門医です。
症状に応じて下記の治療等をご提案します。

  • ピーリング

    ピーリング

    ケミカルピーリングは、ピーリング剤を皮膚に塗布することで、皮膚の古くなった細胞をやさしく取り除き、新陳代謝を整える治療です。日々の肌細胞の生まれ変わりを正常化することで、ニキビの改善やニキビのできにくい肌作りに有効です。ニキビが治った後の赤みや色素沈着の改善が期待できます。
    当院では、3種類の酸がバランスよく配合された“ミックスピール”を採用しています。

  • ビタミンCイオン導入

    ビタミンCイオン導入

    イオン導入は、肌に微弱な電流を流すことにより、ビタミンCなどを肌の内側に浸透させる施術です。通常塗布しただけの場合に比べて、数十倍もの浸透力があると言われています。
    ビタミンCが皮膚深部まで導入されることで、美白作用、コラーゲン増加作用や皮脂分泌抑制効果が得られやすくなり、ニキビ・ニキビ跡治療に効果を発揮します。
    また、ピーリングと併用することで、さらに浸透しやすくなるため、より高い効果が期待できます。

  • エレクトロポレーション導入

    エレクトロポレーション導入

    エレクトロポレーションは、ニキビ・ニキビ跡に有効な成分を、電気の力により、無痛で肌の奥まで浸透させることができる施術です。
    イオン導入では浸透させることができない美容成分も導入できることが大きな特徴です。導入成分は症状に応じて、ビタミンンA,B,C,E,アスタキサンチン、ペプチド、成長因子から最適なものを選択します。

  • レーザー各種

    レーザー各種
    炭酸ガスレーザーやYAGレーザーにより、ニキビ跡を改善させます。皮膚表面の凹凸を減らしたり、皮膚のコラーゲンを増やして毛穴の開きを解消させる効果があります。
  • ダーマペン4

    ダーマペン4

    ダメージ肌を、健康な皮膚へよみがえらせることを目的としたマイクロニードリング療法です。
    ニキビ跡治療に特化した【肌再生治療】をご案内いたします。
    マルチプルニードル(33ゲージ、16本の超極細針)が装着された機器を用いて、治療部位に無数の微小孔をあけていきます。創傷治癒の過程でコラーゲン等の組織が生成されることで、瘢痕修復効果が期待できます。