院長ブログ

医療ドラマを素直に見られない理由

ドラマで誰かが転んだり、顔を切ったりするシーン。

皆さんは、その後の展開が気になりますよね。

でも、私は少し違います。

「その傷なら何針くらいかな。」

「そこは洗浄しなくて大丈夫?」

「こう縫ったほうがきれいに治りそう。」

そんなことを、つい考えてしまいます。

これも職業病なのかもしれません。

実際の診療では、傷を閉じることだけが目的ではありません。

傷の部位や深さ、汚れの程度、ケガをした状況などを確認し、できるだけ傷跡が目立ちにくくなるよう、一針一針ていねいに縫合していきます。

時々、

「先生は裁縫も得意なんですか?」

と聞かれることがあります。

実は……

ケガを縫うのは得意ですが、洋服を縫うのは専門外です(笑)。

同じ「縫う」でも、使う道具も目的もまったく違うんです。

ケガの縫合なら、安心してお任せください。

ちなみに、医療ドラマには医師だけでなく、看護師もついツッコミを入れてしまうようです。

「あんなにイケメンの先生ばかりいる病院なんてないよね。」

「あんなかっこいい先生がいたら、仕事に集中できないよ(笑)。」

……現実は違うようです。

もちろんドラマはフィクションですが、医療者ならではの視点で見ると、また違った楽しみ方ができるものです。

皆さんは、医療ドラマを見るときに気になることはありますか?

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