院長ブログ

何を受けるか決めなくていい、男性の美容皮膚科の使い方

最近は、男性から肌や髪について相談を受けることが増えました。

「シミが気になってきた」

「写真に写った自分が思ったより疲れて見えた」

「髪が少し薄くなってきた気がする」

「清潔感を出したいけれど、何をすればいいのかわからない」

このようなご相談です。

私自身も以前は、日焼け止めやスキンケアをきちんと続けていたわけではありません。

子どもには日焼け止めを塗っても、自分のことは後回し。夏になると誰よりも日焼けして、顔や腕が真っ赤になる。そんなことを毎年繰り返していました。

受けたい施術を決めてからご来院いただかなくても、大丈夫です。

男性の場合、「美容医療」という言葉に少し抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。

若く見せたいわけではない。

大きく印象を変えたいわけでもない。

ただ、疲れて見える顔や、目立ってきたシミ、気になってきた髪を少し整えたい。

実際には、そのくらいの気持ちで相談に来られる方がほとんどです。

「自分には何が必要かわからない」

「できるだけ自然に整えたい」

「周囲に気づかれない程度がいい」

そんなご相談でも問題ありません。

シミだと思っていたものが、すべて同じ治療でよいとは限りません。肌質や色、濃さによって、適した治療は変わります。まず肌を見て、必要なものだけを選ぶ。それで十分です。

まず、家でできること

高価な化粧品をそろえる必要はありません。

洗顔や入浴のときに、ゴシゴシこすりすぎないこと。

洗顔後や入浴後は、毎日保湿をすること。

そして、できる範囲で紫外線対策を続けることです。

基本的なことですが、これだけでも将来の肌には差が出ます。

髪のことも、皮膚科で相談できます。

髪や頭皮も、皮膚の一部です。

「分け目が目立つようになった」

「生え際が気になる」

「抜け毛が増えた気がする」

「頭皮のかゆみやフケが続いている」

薄毛と一言でいっても、原因はひとつではありません。男性型脱毛症(AGA)のほか、頭皮の炎症や生活習慣、ストレスなどが関わることもあり、原因によって対応は変わります。

すでにできてしまったシミやくすみ、赤み、毛穴、ひげ剃りによる肌荒れなどは、セルフケアだけでは改善しにくいことがあります。

その場合は、診察をしたうえで、光治療やレーザー治療、医療脱毛などを検討します。無理に多くの施術を受ける必要はありません。

男性が美容皮膚科へ行くのは、特別なことではありません。

髪を切る。

ひげを整える。

体調が悪ければ病院へ行く。

それと同じように、肌や髪について医師に相談することも、特別なことではなくなってきました。

清潔感は、作り込みすぎた見た目から生まれるものではありません。肌や髪が少し整い、健康的に見える。それだけでも、顔全体の印象は変わります。

治療を受けるかどうかは、診察を受けてから考えていただいて構いません。

何をしたらよいかわからない方も、まずは気になっていることを、そのままお聞かせください。

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