日比谷線六本木駅2番出口徒歩3分
皮脂分泌の多い頭皮や顔(額、鼻の周りなど)に生じやすい湿疹です。耳の後ろや胸背部、わきの下などにも生じます。
皮脂の分解産物である遊離脂肪酸が皮膚に刺激を加えることで起こります。また、皮膚の常在菌であるマラセチアという真菌が関与すると考えられています。マラセチアは皮脂が多い環境で異常増殖しやすい特徴があります。
乳幼児は治りやすいのに対し、成人では慢性化する場合が多くみられます。
皮膚が赤くなり、カサカサして皮膚が薄く剥がれてきます。頭皮に生じると、フケが増えます。また、かゆみを伴います。
抗真菌薬とステロイド剤の外用で治療します。ビタミン剤の内服も併用することがあります。頭皮の症状には真菌増殖を抑える効果のあるシャンプーを使用するのもおすすめです。皮膚や頭皮はゴシゴシ擦らないよう、やさしく洗うようにしましょう。