ほくろ

ほくろについて

俗にいう「ほくろ」は、皮膚科的には色素性母斑、母斑細胞母斑などといい、皮膚の良性腫瘍のうちのひとつです。大きさがほとんど変化しないものや、少しずつ盛り上がってくるものなど、様々な特徴があります。

皮膚がんの心配について

ほくろのご相談で多いのは、「大きくなってきた」、「皮膚がんかどうか心配」ということです。皮膚の悪性腫瘍である皮膚がんには、最も悪性度の高い「悪性黒色腫」の他に、「基底細胞がん」、「有棘細胞がん」等があります。

見た目では良性か悪性か判断が難しい場合も多く、確認が必要と判断した場合は、手術で切除して病理検査を行います。

治療法について

病理検査が必要な場合や、機能的な問題がある場合の手術治療は保険適応です。

手術を受けられる場合の診療の流れを詳しくご説明していますので、こちらをご覧ください。

院長は、小児患者様からご高齢の方まで幅広く手術の経験を積んだ形成外科専門医ですので、どんな皮膚腫瘍もまずはご相談ください。皮膚腫瘍を確実に取りきるのはもちろん重要ですが、傷あとが目立たなく治るよう最大限配慮した治療を行っています。

女性の顔や、眼の近くにできたほくろ等、他院で手術を断られた場合でもお気軽にご相談ください。

お子様の手術治療については、必要に応じて大学病院等の医療機関をご紹介します。個人差がありますが、中学生くらいになると当院でも局所麻酔の手術が受けられることが多いです。高校生以下の方の手術治療には、保護者様の付き添いをお願いしています。